[プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール特別企画 「ネットと無料」ニュース

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[雑談からまじめな議論まで] 村松恒平 09/11/9(月) 14:33

なぜ無料なのに書くのか 井元もとい 09/11/19(木) 20:54
Re:なぜ無料なのに書くのか 村松 09/11/20(金) 11:20
Re:なぜ無料なのに書くのか 井元もとい 09/11/28(土) 19:25

なぜ無料なのに書くのか
 井元もとい  - 09/11/19(木) 20:54 -

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   良く行くサイトで、内容濃いから「お金払ってもいいかもな」と思っていたサイトの大半が、コミケでサイトネタの同人誌を売ったり、不定期でミニコミ発売したり、電子書籍を始めたりしています。まあ単なる偶然かもしれないのですが。やはりただで膨大なテキストを垂れ流す怖さに気づいたかもしれません。

ただの垂れ流しの最大手の某巨大掲示板群のジョーク系板なんかでも、週刊SPAの「バカサイ」でも通用しそうなギャグが無料で読めます。すごくもったいない気もします。
なんで、ネット職人はこんな所で才能をただで披露してるのか。たぶん承認欲求が強いのではないかと思うのです。狭いところで有名になったり、いくばくかのおあしをいただくより、あそこで「ワロタ」のレスをもらうことが名誉になっているのではないでしょうか。まあ雑誌の投稿欄っても、買わなきゃ読めないわけで。見てる人口は巨大掲示板群の方が多いと思われます。

この部分は追記なのですが、「バカサイ」って原稿料出ないんです。昭和の時代に講談社とマガジンハウスのみ例外的に投稿の原稿料を出していたということだったんですね。上の記述は間違えました。それでも、場所によってはお金を取れそうなギャグを、ただで披露しているということを伝えたかっただけです。

私自身も、三国志板のクソゲースレッドで、リレー小説まがいのことをしていました。リレー小説自体はお金にはなりにくい。では、私はなんでそれにはまっていたのかというと。もう一人の書き手の人が、どう返してくるかが楽しみだったわけです。レスポンスへの欲求です。掲示板に集う方は、レスを楽しみにしてる方が多い。

話は代わって、
ネットって、受け手側の情報発信は、ただなのに、著作権はがんじがらめなんです。たとえば、ある雑誌の人気コーナーを発掘しようにも、著作権者側がうんと言わず。我々下々の者はお上がその気になる(単行本化とか)まで指をくわえて待ってなきゃならない。ということを著作権にうるさい側は説いています。
たぶんネットが、ただを前提とした空間だから、著作権者側は恐れているんだと思います。コピーしたらやりたい放題ですから。でもコピーばかりしてたら疲れる戸思います。
それにネチズンは、漫画や音楽ならただでいくらでも読みたい、聴きたいだろうけど、活字はたとえただでも、ハードカバー一冊をネットで読むのはさすがに疲れると思います。ネットの活字は長文には向かない。
だから大手出版社の恐れているようなことは大々的にはないのではないかと思います。現実のネットでの摘発でも、漫画の中身を公開していた個人のサイト(古本屋か)ぐらいしか知りません。ああ、ウィニーがありましたね。(確かウィニーは映画や音楽が中心だったと思いますが)

不思議なのはアダルトは有料でも仕方ないと思ってる節があります。
やはり人間の欲求に直結しているからでしょうか。

Re:なぜ無料なのに書くのか
 村松 E-MAIL  - 09/11/20(金) 11:20 -

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   ▼井元もといさん:

書く楽しさ、というのは独立したものなんだよね。

小説を読むのが大好き

自分でも書いたみたい

書くのが楽しい。

発表したらすごくほめられた

プロになれたらいいな

努力・研究・修行をする

賞に応募したり、同人誌をだす

というのがかつての順番であったものが、最近では、そもそも本をそんなに読まない人が
「小説を書いてお金をもうけたーい!」
と、すごくショートカットされています。

つまりお金に換算されないプロセスは、意味がなくなって省略されているのです。

その部分がいちばん栄養があるのに、一攫千金みたいな幻想だけがみんな好きなのです。

Re:なぜ無料なのに書くのか
 井元もとい  - 09/11/28(土) 19:25 -

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   なんか、テーマからそれた話になってすみません。

私も、中間をすっ飛ばして小説家になろうと思っていた時期がありました。
だからレスはビンゴでした。

もともと小説を読むのがあまり得意ではない私には、いまの文学界の現状と課題なんて雲をつかむような話ですが。新人さんは皆それを踏まえたうえで作品にしてるのは凄いです。

小説を書き始めるにはまだまだ読書量が足りないと思うのでした。
私に必要なのは「物語の体操」ではなかった気がします。

「物語の体操」について補足説明。
まあ一度でも小説を書いたことのある人なら耳にしてるかもしれませんが。
タロットカードの要領で、カードに意味深な単語(誠実とか治癒)を書き連ねてランダムに出たカードを元にストーリーを作るというものです。大塚英志が考案しました。すらすらと物語をつむぎだすためには100ストーリィこさえなさいとのことですが。4つで挫折しました。
以下のサイトにパソコン版があります。
http://homepage2.nifty.com/dicek/plotmake/plotmaking.html
でも結局物語に対してモチベーションがないと形にはならないのです。

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