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ネットの世界に編集者がいないことの問題は何でしょうか?
質の悪いものが氾濫する、それに慣れてしまった人の評価眼の質が下がる、良いものが良いものと気付かれないまま埋没、つまらないものだけがつまらないものだと気付かれることもなくはびこる世の中になる、といったことでしょうか。
ネットの世界にそういうことが起こるのは、ほっておいてはやはり駄目、行き着くところまでいってしまいそうですか?わたしは今のところ、分からない人はほっときゃ良いじゃん、に近い考え方のようです。
わたし自身は、クリエイティブな仕事をしたことがないので、危機感をそれほど感じ取り切れていないかもしれません。
創造の世界の危機、それは金銭的なことでしょうか?食ってけなくなってるという。
文化的衰退化ということでしょうか?正当なものに対する不当な対価・評価の行く末でしょうか。
なんなんでしょうか。本当に良くつかみきれていません。
例えば、ネットで公開している作品をオンラインで売るとか、自費で本にして売るとか、よく目にしますが、で、作品を試しに読んだりするんですね、言葉は汚いですが、(勝手にやってろ、バーカ)という感想であることが多く、その人がそれ以降続けようが、心配な気持ちにさせられることはないんです。どうせなくなるだろうよ、と思えてるからなんですが、そんなのばかりが生き残る世の中にほんとになっちゃうんですか?
表現の世界ではないですが、先日妻が、「だから百均あかんねん、うっとしわぁ。文房具屋行ってくるわ」と切れないハサミをまっとうなものに買い替えに出かけて行きました。メルマガにもハサミが取り上げられていたこともあって、おかしくなりました。自分の母も、百均からまっとうな方へ戻ったタイプの人間で、いづれの世帯でもこういう感じじゃないの、と思うのは楽観的かな…。←本気で分かってないんです。
今は品定めの時期で、安物の真価をはかっている、のかなと。
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