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[雑談からまじめな議論まで] 村松恒平 09/11/9(月) 14:33

百人書評 Ashita 09/11/22(日) 9:17
Re:百人書評 村松 09/11/22(日) 10:47
Re:百人書評 Ashita 09/11/23(月) 0:10
Re:百人書評 村松 09/11/23(月) 10:24

百人書評
 Ashita  - 09/11/22(日) 9:17 -

引用なし
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   ここのところ、このサイトや<秘伝>メルマガを読んでは、ネットと無料について
考えていますが、昨日また、思いついたことがありました。

私は、創刊された年に何冊か読んで以来、すっかりごぶさたですが、
『ダ・ヴィンチ』という雑誌に百人書評、というのがありましたよね。

私は面白い企画だな、と思ったのですが、題材にされるのが、毎号一冊だけ
でしたし、自分にとってあまり興味の持てない本だったりして、書評に
参加したことはありません。

今回、こういった書評を寄せ合うということを、ネットならではのスペースの
制約の無さをいかして、、一冊でなく、何冊でも題材にしておこなえば、
面白いのではないかな、と思いました。

すでに、Amazonでは、各商品に「読者レビュー」という欄があって、私は、
本を買うかどうかの判断の参考にするだけでなく、たった今、自分が読んだ本を
他の人がどのような感想を持ったのかを見たり、興味深いレビューを書いて
いらっしゃる方が、他にどのような本を読んでいるのかを、調べたりするのにも
利用しています。

レビューを読んでいると、同じ本でも、賛否両論があって、自分が読んだら、
どちらの感想を持つのだろう、という興味からその本を買ってみて、さらに、
その感想をレビューに投稿してみたり。

特に惹かれるレビュアーのプロフィールは「お気に入り」に登録して、じっくり
その方の読書の履歴をたどり、そこから「こんな本を読みたかった!」と思える
ような本との出会いがあったりもします。
立ち読みとはまた別の、面白い本の探し方ともいえます。

「ネットの中には編集者がいない。」ということですが、せめて、いろいろな人が
同じ本の書評を語り合い、文章の奥深い味わい方、本から読み取るものや
視点などの多様性、違いを知って切磋琢磨することで、次第に書くという行為にも
向上心や、緊張感ができ、結果、本物の文章が求められることに繋がるのでは
ないかと思います。

取り上げる本を、どのように選ぶかや、書評を投稿したくなるような魅力的な
サイトにするということにも工夫が必要でしょうし、冒頭にすでに書いたように、
その本に興味が持てなければ、結局は人の書評も読まないし、読むことより
書くほうにばかり先走る人に対しては、やはり無意味なものかもしれませんが…。

Re:百人書評
 村松 E-MAIL  - 09/11/22(日) 10:47 -

引用なし
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   ▼Ashitaさん:

そういう趣旨の書評サイトはいろいろあります。
たださほど力を持っているという話はまだ聞きません。

やがて出てくるかもしれませんが。

力を持てば、今度はタイアップを始めたりすることもあるでしょう。

束になっても柴崎コウ一人に敵わない、というのは事実です。

Re:百人書評
 Ashita  - 09/11/23(月) 0:10 -

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   ▼村松さん:

>束になっても柴崎コウ一人に敵わない、というのは事実です。

なるほど、それなら、柴崎コウさんに「読書ブログ」でも始めていただいた
ほうが、一気に読書人口が増えるかもしれませんね(笑)
それにスポンサーがつくと、また変な方向に行ってしまうのでしょうが…。

それにしても、タレントさんやお笑い芸人さんの影響力は大きいですよね。
最近は、ますます芸人さんの書かれた本が目立つようになりましたし。

そういえば、田村裕さんの「ホームレス中学生」も、普段は本なんて一切
読まない高校生の姪が、珍しく読みたがって、親が買ったというので、
私も貸してもらいました。

本の中に綴られている田村さんのご経験や、心情などを否定するつもりは
まったくありませんが、私は読んでみて、「これが今時のベストセラーなのか…」
(ちょっぴり、がっかり)と思いました。

姪のように、主人公に近い年齢の読者が読むのには、とっつきやすく、
わかりやすい表現で、だからこそ多くの人に読まれたのかもしれませんし、
その後、あの本をきっかけに、読書に目覚める人が増えていることを願います。

と書きつつ、ここでも、「これなら、俺(私)にも、書ける」と思って、
ネットに向かう人が…という流れを想像してしまう、私です。

Re:百人書評
 村松 E-MAIL  - 09/11/23(月) 10:24 -

引用なし
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   ▼Ashitaさん:
テレビでいつも見ている人に対して親しみがあり、そして、わかりやすい&プラスアルファ何か、があれば売れるのでしょう。
売れないタレント本もあるとは思いますが。
某大物演歌歌手の自伝的な本を頼まれて持ち込んだことがあって、大手出版社の反応が悪くてびっくりしたことがあります。
スキャンダラスなことを赤裸々に書かないと、有名でファンがいるだけでは、商売としては面白くないみたいです。

タレント本はわかりやすく平たいものが売れるようです。

僕が若い頃、本に求めていたのは、自分の知らない深みや高みでしたが、こういう本を読む人は、そういう世界に興味もなければ、探求する知力体力気力もない、みたいな感じでしょう。
そもそも知らない、眼中に入らない、というほうがより正しいかもしれません。

こういう人に僕の本を読んでもらうのはなかなか難しい…(笑)。
しかし、考えないといけないかもしれません。

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