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▼村松さん:
>▼華さん:
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>>私にとってはやはり「売れているもの=良い作品」ではありません。
>そうなのです。
>いわゆる一人勝ちの状況というのは、どんどん加速していますね。
>
>編集者は、自分の作りたい本と売れそうな本のせめぎあいの中で企画を考えていた部分があるのですが、今は本当にわかりやすい売れ線でないと、会議に通りません。
コレを見て、フト思ったのですが、『「売れているもの=良い作品」ではない。』
ということは、読者の視点でいうと『「多くの人が買ったもの=良くない作品」』
ということになるわけですよね。となると、多くの人が、
「うっかり買ったけど=つまらなかった」とか
「たまに小説読んでみようと思ったけど、=やっぱりつまらなかった」と思ったり。
「こんなに有名で売れている作品が、=この程度なのか。=だったらもっと売れていないものは=ヒドイに違いない」と思ってしまったり。
なんだか負の回転が(^^;
ワタクシも昔は、そんなに小説を読む方では無かったので、こう思うのですが、
「あまり小説を読んだことの無い人にこそ、小説の楽しさがわかる本を勧めてほしい」と思うのです。
(難しい通好みの本と、本当にいい本を分けるのは難しいですけれど、)
そういった本を強く勧める人々(団体)の発言力が強くなれば、流れが変わるのかも知れませんね。(出版社や売り上げ情報よりも、信頼が置ける情報源もしくは人、コミュニティなど)
秋葉原の人々が徐々に発言権を得てきたように、「ここが良いんだ」とか「こういったところが面白いんだ」とか、強く発言し続ける人々が必要なんでしょうね。うむむ。
今までも本のガイドブックというものは数多く出版されてますし、雑誌も出ていますが、選者の(プライド? 見得?)が働くのか、ちょっと難しい本を選びがちな気もします。(簡単で良いもの、というのもまた難しいですが)
読書ファンを増やすために、もっと簡単な、児童文学から読み始めて、次はこれ、その次はこれ、と段階を踏んで紹介するとか、なにか工夫が必要なのかも知れませんね。いまさら大人が児童文学をというのもあるでしょうし、なにか名案があればよいのですが。
読み方のコツを教えるとか、うむむ。
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