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こんにちは。
非常に興味深い内容で、むさぼるように読みました。
無料化。大量の駄作。無自覚な亜流。
そして、「拝金主義に基づく競争をやめて、遊ぼう」
非常にわかります。かなり賛同します。
煎じ詰めれば人は今の飯と明日以降の飯の安心を得るためにがんばってきたはずなのに、毎日大量の食料を廃棄しながら、つらいつらいと言っている。なんとも滑稽です。大企業にしても、リストラして退職者をつくるよりは、ワークシェアリングがもっと積極的に考えられても良いのでは、とかねがね思っていました。
今日は、
そのあたりの文脈とは少し異なるのですが、
これはこれとして、
いまの「経済」を前提にした場合のひとつの道かと思うので、
年始に書いた日記の再利用なのですが、
一つの考えを投稿させていただきます。
−−−
2010年01月08日21:14
いま、社会は混沌としています。
これまでのビジネスがこれまでのままでは立ち行かない。
物が売れない。
一方で、いろんな分野で、各種クリエイターが競い合って磨きをかけています。でも、それが世に出て行かないし、お金が回る仕組みは、疲弊している。音楽業界も、イラストや漫画、アニメ。ゲームですらもう老朽化している。どれもすでに何十年もたっているからね。
俺たちが生まれる少し前。
戦後の復興期以降には、
何もないところから、
「鉄道を引いた奴」
「百貨店という“業態”を作った奴」
「宅急便というシステムそのものを作った奴」
「音楽“業界”を作った奴」
「インディーズ“業界”を作った奴」
そういう、
「これまでなかったものを世の中にでっかく仕掛けて、
金が回る仕組みをつくる奴」がいました。
いま、またそういう奴こそが必要な世の中なんだと思います。
いまの20代〜40代ぐらいがまとまって、
この国の形を復興できるかが、今後の社会の鍵です。
技術者とかクリエイターは一杯います。
商人のような、信用できないインチキプロデューサーみたいなのもいっぱいいる。
けど、正しく大きな志のある、
オーガナイザー
がいない。
技術者と技術者。流通と生産者、日本と海外、作り手と生産者。
そういうのをどんどんつないでつないで、
次第に金が回るようにする。
オーガナイザーとは
「複雑な組織や企画をうまくまとめて運営する人」
とある。 ※出典リンク略
俺は、もう、「クリエイト」に特化する人生をここまで送ってきた以上は、死ぬまでクリエイトに徹しようと思う。
でも世の中にもっと、オーガナイザーがいて欲しいし、
増やしていきたい。
ということで皆さん、オーガナイザーになってください!
もしくは友達をそそのかしてください。
いま、一番かっこいいのは、「オーガナイザー」です!!
前世紀の人たちが作った、やせ細るばかりの老朽化した業界にみんなでしがみつくのはもうやめて、どんどん新しい業界を作ろうぜ。
あーっ、日本にオーガナイザーを!!!!
みんなでがんばろーぜ。
−−−
いままでの仕組みの「中」でがんばる人を一杯増やしたけれど、
仕組みを作る人こそが、この混沌は求めているのではないか、
と思ったのです。
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