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杉菜様、はじめまして。
私は大学3年生で、親のスネを齧って生きている分際です。バレエと編集のお仕事を両立なさっている、立派な大人の杉菜様とは立場も視点も甘いのですが、私の周りの読書状況を報告させていただきたいと思います。
>小説家志望とか、そういう人以外で、いわゆる「読書家」にあったことは皆さん、ありますか。聞きたいです。
私は文学部所属なので、周りには所謂「文系学生」が多いです。そのためかもしれませんが、「読書家」の学生は割と多いです。ですので、「村上春樹の●●読んだ?」「金欠で無理! 貸して!」「いいよー」という会話を、友人・知人の間でよく交わしています。
しかし、文学部所属なのに、「私、本読むの苦手」「読書って嫌い」と言っている学生が存在することも事実です。これらの発言を初めて聞いた時は、「文学部所属で本嫌いがいるのか!?」と、かなりショックを受けました。因みに私は文学部で心理学を専攻しているのですが、心理学専攻の学生は、国文学専攻の学生よりも本嫌いの率が高いです。
理系の学生は、小説の類が嫌い、という人が多いです。「本は歴史書か専門書なら読むけど」という学生はいますが。中には、専門書さえ読むのが嫌。文字がずらずらと並んでいるだけで頭が痛くなる。マンガしか読まない。という学生もいます。
……やはり本離れは確実に広まっているようです。
因みに、貧乏学生の私は本屋さんで本を買うことは稀です。特に単行本は、かなり勇気を出さないと買えません。それでも、好きな作家さんが世に出してくださった作品は、財布をはたいてでも買います。(ただ単に「欲しいから」、という欲望に突き動かされているだけなのですが)
でも、「本を安くすればいい」という問題では無いと思います。どんなに高くても、欲しかったらお金を貯めて買います。本好きさんは、絶対にそうだと思います。ですので、「本が売れないから、安くしてみよう!」
→原稿料を安くする
という方向には向かって欲しくないです。
まとまりのない文章で、申し訳ありません。世間知らずの戯言だと思って、お許しくださいませ。
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