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▼華さん:
>私にとってはやはり「売れているもの=良い作品」ではありません。
そうなのです。
いわゆる一人勝ちの状況というのは、どんどん加速していますね。
編集者は、自分の作りたい本と売れそうな本のせめぎあいの中で企画を考えていた部分があるのですが、今は本当にわかりやすい売れ線でないと、会議に通りません。
売れ線を狙って売れないというのがいちばんさびしいのですけどね(笑)。
表現物はよりインディペンデントな、小規模流通を目指すのかもしれません。
しかし、本というものは3,000部くらいは刷らないと趣味の領域を出ません。
中規模以上の出版社であれば、3,000部というのは少なくてバカにしていた部数ですが、いま、その部数がなかなか売れないですね。
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