[プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール特別企画 「ネットと無料」ニュース
 
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反響を呼んだ 「ネットと無料」のQ&A!
反響メール

第1のメール
無料で小説を公開しています

村松さま

こんばんは。
今回のお話、複雑な気持ちで拝読しました。
無料で小説を公開してはおりますが、毎日、悩んでいるからです。

攻撃的でヒステリックで悪口のような感想や、「傷つけてやろう」という悪意が文章の裏に透けて見えるリクエストを投げつけられたりします。
その一方で、ご自分の半生つきの長い長い丁寧な感想や、「あなたの小説が日々の暮らしのなか、救いだった」という涙がでるほど、震えるほど、うれしい感想もいただくのです。

前者と後者の狭間で、私の心は揺れ動きます。
前者にはもう見せたくない、読ませたくない。無料だから、たいして価値がないと思って、心無い言葉を投げつけることができるのか。それとも秘匿性があるから、なにを言ってもいいと思うのか。それとも、PCの向こうにリアルにひとがいるということ、傷つくひとがいること、そんなことすら想像する力もないからなのか。
ある出版社で使ってもらえるようになったのだから、無料で公開するのをやめてしまえばいいではないかとぐらぐらと揺れます。
でも、そうすると後者をもったいなくも捨て去ることになってしまう……。
まだ、答えはでません。私も相談者と同じく迷いのなかにおります。


>魅力的な前置きを書いて置いて、「あとは有料」とか、そういうやり方が器用にできればいいのですが、そういうことに心を使うこと自体が書くというモチベーションに関わってきます。

あのう、すみません。私、このあたりにひっかかってしまいました。
というのも、村松さまの著作すべて、アマゾンの『なか見!検索』をやられたらいいのに?、と思っていたからです。
(『秘伝』などはネットで読めますが、それを知らない、初見で、且つネットに慣れていない読者はやはりアマゾン頼みだと思うのです)


私は東京で生まれて育ちました。実家から徒歩3分のところに大きな図書館がありました。徒歩5分のところに最寄りの駅があって、40分電車に乗れば、神保町です。本当に恵まれておりました。

いま、夫の仕事の都合で地方の県庁所在地で中核市に住んでおります。最寄りの駅がある街に出るのに、1時間に2本のバスに乗って35分かかります。運賃は片道390円。
(最低賃金は時給630円くらい。高校生の大学進学率は3割。そんなところです)

私の住んでいるところはまだいいのです。バスで35分かければ、大きな本屋もあるし、図書館もある。
ですが、県のはじにある市町村ですと、図書館でなくて公民館の図書コーナーです。大きな本屋はなくて、雑誌とベストセラーの小さな本屋だけ。

こういうところに住むひとには、直に手に取って色んな本から選ぶという当たり前のことを得ることができない。たとえば自然科学というカテゴリでAという本を手に取り、隣のBという本を見て、「あ、こういうのもあるんだ」と手が伸びていくものですけれど、彼らにはそういう知識のチャンス&チョイスが大都市に住むひとと比べ、遥かに少ない。

せめてネットだけでも知識のチャンス&チョイスを、と思うのです。
手に取ることはできないけれど、ほんの少し中身の雰囲気を味わうことができれば。
ほんの少し、物語の頭を読むことができれば。
どんなものか掴むことができれば、購入への衝動になる。
それに「チラ見せ」って、そそるものですし。
私なんかは、あれによくひっかかってるクチですから(笑


それにしても小説で一攫千金を狙う方のなんと多いことでしょう!
正直、小説書くより、近所のスーパーでパート(時給660円)をやっていたほうがよっぽどお金になりました。
私なんて時給にしたら……最低賃金どころでなかったです……。計算するんじゃなかったです……。

本格的に凹んできたので、そろそろこのへんで。
感想といいますか、地方はけっこうきついんです、と長々と愚痴になってしまってごめんなさい。

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