[プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール特別企画 「ネットと無料」ニュース
 
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反響を呼んだ 「ネットと無料」のQ&A!
反響メール

第1のメール
無料で小説を公開しています

第2のメール
「ラノベのみを読んでラノベを書く」ではダメ

こんにちは、作家志望の********と申します。
毎回有り難く読ませていただいております。

今回のテーマ「ネットと無料」は以前から僕もよく考えていた内容だったので、すごく身に染みる思いでした。
二三日前の産経新聞に、店に並べられずに返本される、という記事がありました。
何でも数打ちゃ当たる方式で、新刊を大量に出してみるものの、新刊スペースはいわゆるベストセラーに占拠されてしまい、最悪の場合店に並ばずに返本されてしまうそうです。
非常に悲しいことだとは思いますが、確かに合理化の正しい形です。
しかし出版社も出版業界全体を見ずに、おかしな方向へと走っている気がします。

これは単に僕の妄想であり、こうあればいいな、というものなのですが、
「1Q84を読んで面白かったら、これを読むといいよ」という他の本への誘導があれば、
もっと埋もれていく作品に光が当たるのにな、と考えていました。
ですが、結局妄想段階では何の解決にもならないんですよね^^;

また後半のラノベ業界においても、共感する部分が多かったです。
以前読んだ指南書の一例として、
「七人の侍で、カンベエが大事なマゲを切ってまで敵を騙そうとするシーンがあるが、最近の子たちはそれがいかにかっこよく、優れた演出なのか理解できていない」
とありました。
僕も一年くらい前までは、いわゆる「ラノベのみを読んでラノベを書く」ことをやっていました。
他の友人にもラノベ以外を読んだ方がいいと言われたのですが、文字が多いとか表現が硬いとかケチをつけていました。
けれどやはりいざアウトプットの段階になった際に、インプットの量と質がいかに大事なことなのか最近気づくことができました。
なので、最近ではハヤカワの古典SFや筒井さんなどの日本SFなどを中心に読み進めています。(一応SF専攻のため)

不要なものをばっさり切り捨てるデジタル思考は確かに優れたものですが、人として何か大事なものまで捨ててしまっているような気がします。

長文駄文でしたが、胸に響くものがありましたので、書かせていただきました。
それではこれからもご自愛くださいませ。

失礼いたします。

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