[プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール特別企画 「ネットと無料」ニュース
 
このサイトは、メルマガ『プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール』に寄せられた反響がとても多かったことから企画されました。
ぜひとも、さらに多くの方々からご意見をいただきたいと考えています。
専用の掲示板を設けましたので、皆様の意見を聞かせてください。
反響を呼んだ 「ネットと無料」のQ&A!
反響メール

第1のメール
無料で小説を公開しています

第2のメール
「ラノベのみを読んでラノベを書く」ではダメ

第3のメール
スタイルを変えずに生き延びること

(質問者の方からの)メール

 村松先生、こんにちは。
「ネットと無料」について質問させて頂きました。

丁寧にご回答を下さり、本当にありがとうございました。

「自分のスタイルを崩さずにどうやって生き延びようか」というのは、
クリエーターに限らず、セールスや製造といったビジネスの世界でも同様だと思います。

特に、Googleやブログの台頭、ケータイ機能のめざましい発達に伴い、
「革新的」と言われたインターネットの世界に、さらに新しい……というよりは、
これまでの価値観を覆すような流れが生じて、みながそれに右往左往している、
過渡期であり、淘汰の時代であるように感じます。

時代に合わせるなら、キャッチなタイトルで人目を惹きつけ、
無責任に、耳障りのいいことだけ言っていればいいんですよね。
ある教育者が、「私には『天才児を育てる方法』などというタイトルで本は書けない』」と仰っていた、まさにそれだと思います。

そっちの方が儲かると分かっていても、自分の矜持をねじ曲げてまで、
流行に迎合するような変節漢にはなれない、
その誇りゆえに苦しむのかもしれません。

とはいえ、私は信じたいし、村松先生も、こういう風潮を嘆きながらも、
きっと信じておられるのだと思います。

数は少ないかもしれないけれど、それを必死に探し求めている人がいることを。

だから、このメルマガだって、有料のクローズドなものにはせず、無料で大多数に公開して、たとえるなら、砂漠の迷い虫に希望のトーチを振り続けるような必死の努力が続くんだろうなあ、って。

それだけに、一匹の虫が光を見付けて、生命を得た時の感動もひとしおなのですけど。

トーチを振る手がいつか力尽きて折れないように、特に、これから勉強しようという若い方には、「価値あるもの」を、価値あるものとして理解する能力と感性を身につけて頂きたいと思います。

手をかけて栽培した有機野菜より、ジャンクフードにお金を払っていれば、いつか農業はすたれる。
いざ身体が弱って、美味しい米が食べたいと思った時、そこに水田はなく、美味しい米の作り方を知っている人もない──ということのないように。

先生も頑張ってください。

私も頑張ります。

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第4のメール
経費削減でプロが切られる

村松の意見 競争をやめて、遊ぼう! 時代は変わる

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