[プロ編集者による] 文章上達<秘伝>スクール特別企画 「ネットと無料」ニュース

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Re:[雑談からまじめな議論まで]
 紹介  - 09/12/2(水) 15:16 -

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   毎日新聞11月29日朝刊 今週の本棚  荒川洋治氏による「本の読み方(草森紳一著)」評より抜粋

本を読んで、いちどでもいい思いをした人は、同じ思いをもつ人の様子を知ることで自分の思いをたしかめたい気持ちがわきおこる。読む風景に敏感になるのもそのためだろう。読書のよろこびを知ると、周囲やこれまでの自分との距離を感じ、不安感、孤立感におそわれる例も多い。

マーサ・グライムズの探偵小説『桟橋で読書する女』。
ヒロインのモードが「ラモン・フェルナンデス、教えてくれ、もし知っていれば」という詩の一節をよみ、ラモン・フェルナンデスって「何者だろうって考えてしまう」とつぶやくと、友人の保安官サムは、来週図書館で調べてくるよと。彼女は答えを知りたいのではない。自分で考えたいのだ。本を読む人は自分で考えるという世界をもつ人なのだ。サムには、それがわからない。彼女はあきれて、本を閉じる。ぱたんと、本を閉じる。「ここには、乱暴なようで、本に対するいとおしさがある」。


毎日新聞12月1日夕刊 鷲尾賢也氏による「この1年 出版 ―雑誌休刊さらに  書籍部門 問われる編集者の力」より抜粋

来年の国民読書年を前に、今年もぱっとしなかった。
(中略)
とにかく返品がとまらない。
(中略)
広告収入が大幅にダウン。それにともない雑誌の休刊が相次いだ。
(中略)
「雑誌というのは、一人ではできませんからね。かなりの人数を必要とする。編集者を固定するビジネスなので、経営としては、展望が見えないと思ったらやめる他はありません」(相賀昌宏小学館社長)。
「依頼するところから、原稿を整理・構成するまで、その一連を学ぶ場所がなくなってくると、『一冊何か作れ』と言われても、なかなかできない。ますます編集者が劣化してくる」(山口昭男岩波書店社長)
これは「神保町が好きだ!」(第三号)というタウン誌での発言である。この二人の感想のあいだで、各社は苦悩を深めている。といって、雑誌すべてがインターネットに代替できるものではない。そこが悩ましい。
 ただ、確実に活字の領域が狭まってきていることも動かし難い事実である。グーグルによるデジタル化した書籍の全文検索サービス、あるいはアマゾンから発売されたキンドル。(中略)
これらの日本語版の発売は必至であろう。ケータイなどへのコミック配信はすでに始まっているが、出版界はどう対応するのか。
 そんな中、大日本印刷(DNP)を中心にした流通業界再編成の動きは、多くの出版人を驚かせた。(中略)巨大企業の戦略と出版流通がどういう関係にあるのか、いまひとつはっきりしないが、しばらくはDNPから目を離せない。

 書籍部門にもそれほど明るい話はない。村上春樹『1Q84』(新潮社)のミリオンセラー、あるいは川上未映子『へヴン』(講談社)のベストセラーなど、一部に活気があったが、やはり全体的に暗い。新刊点数は増加しているが、売れ行きは前年を下回っている。
 山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫)、司馬遼太郎『坂の上の雲』(文春文庫)などが、書店に山積みされている。映画化やテレビでの連続放映のせいである。こういう機会に過去のベストセラーを手にとるのは悪いことではないが、一方で、新刊に力がない証しなのかもしれない。
 「断る力」「悩む力」「見通す力」「目立つ力」など似たようなタイトルも目につく。また、一部の売れっ子のものだけが毎月のように刊行される。これでいいのだろうか。
 かなりハードなものであるが、上下巻一〇〇〇ページを超える小熊英二『1968』(新曜社)は今年の収穫であろう。膨大な資料を渉猟し、一九六〇年代半ばからの学生反乱から連合赤軍、べ平連、ウーマンリブまで扱った現代史。多くの新聞書評に取り上げられた。一冊七〇〇〇円をこえるにもかかわらず、売れ行きもいいという。
 加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)も話題になった。近代の出発から太平洋戦争までの日本の選択について考えさせられた。高校での講義をもとにした形式にも工夫を感じさせた。
 要するに、読み応えのある本をみんな待っているのだ。こういうときにこそ編集者の力量・見識・アイディアが試される。
頑張ってほしいものだ。


以上、読書と本について、目にとまった記事の紹介。
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Re:なぜ無料なのに書くのか
 井元もとい  - 09/11/28(土) 19:25 -

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   なんか、テーマからそれた話になってすみません。

私も、中間をすっ飛ばして小説家になろうと思っていた時期がありました。
だからレスはビンゴでした。

もともと小説を読むのがあまり得意ではない私には、いまの文学界の現状と課題なんて雲をつかむような話ですが。新人さんは皆それを踏まえたうえで作品にしてるのは凄いです。

小説を書き始めるにはまだまだ読書量が足りないと思うのでした。
私に必要なのは「物語の体操」ではなかった気がします。

「物語の体操」について補足説明。
まあ一度でも小説を書いたことのある人なら耳にしてるかもしれませんが。
タロットカードの要領で、カードに意味深な単語(誠実とか治癒)を書き連ねてランダムに出たカードを元にストーリーを作るというものです。大塚英志が考案しました。すらすらと物語をつむぎだすためには100ストーリィこさえなさいとのことですが。4つで挫折しました。
以下のサイトにパソコン版があります。
http://homepage2.nifty.com/dicek/plotmake/plotmaking.html
でも結局物語に対してモチベーションがないと形にはならないのです。
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Re:自分にとっての価値
   - 09/11/28(土) 15:38 -

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   ▼火星紳士さん:

そうなんですね。

私には、本屋さんも店頭にはキャッチーなものを並べたりしていろいろ奮闘されているように思います。流行の作家の作品から真面目な小説を漫画にしたものとか、表紙が派手で綺麗なものとか手に取りやすいものがたくさん並んでいて、私も気になってパラパラ読んでみるのですが、そもそもの本好きにはあまり刺さらないものが多いかな?という印象で。
でもあまり本を読まない人には良いアピールになるんじゃないかなという。

面白い・つまらないというのがそもそも主観的なもので、いろんな人に興味を持ってもらうにはそれこそいろんなタイプのものを取り揃えなければならなくなるんですが、1冊読んでつまらなかったからもう本を読まない、という人はやっぱり読む気のない人なんじゃないかなと思います。読む気のある人はきっと、他を当たりますよね(笑)

それと同じで、地道なアピールを繰り返して興味を持つ人というのは、全体的な本の売り上げに結び付かないほど微々たるものだと個人的には思います。だからって無意味だとも思いませんが、作家やライターさんの原稿料が飛躍的に上がるほどでは決してないだろうなー…と。
私は頼まれでもしなければ本を他人に薦めるということをしないし、本が売れないのも本が読まれないのも仕方のない時代の流れのように思うのでそんなふうに考えてしまうのですが(死活問題の方には申し訳ありません)

極端な話、読む気のない人はテレビもネットもゲームもない穴倉に閉じ込めて本を1冊与えて初めて手に取るか取らないか、というくらい読む気がないと思う(苦笑)
今の世の中は、そんな人がかなり多いのではないでしょうか。
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Re:自分にとっての価値
 火星紳士  - 09/11/28(土) 11:50 -

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   ▼華さん:

もちろんです(^^ いいものもあります。

ワタクシが言いたかったのも「売り上げが多い」だけを本選びの基準にすること。それを前面に出して宣伝する出版社側の戦略。これが本を選ぶ上で、ちーっとも役に立ってないということで。どちらかというと逆効果な面も・・・

なので、ここらで別の方向からのアプローチを出版社側にして欲しいな。と思った次第です(^^;

本を選ぶ側も、どれを基準にしたらいいかわからないのだと思います。(自分もよくわからないです(^^;)

たとえば、「何万部突破!」という本を選ぶよりも、「夏の100冊」と書店に並んでいるものの方が「良い作品」が多くて、たまに小説を読む人には、こちらの方が向いているし、ハズレがない。

という事を、普通の「本をあまり読まない人」は知りません。これを喧伝するだけでも、本のファンを増やすという点については、ずいぶん違うと思います。

それでも難しいな、と思う人に、「大人も感動、見逃した児童文学をもう一度読もう」とかいった運動なり、キャンペーンなりをやれば、良い本に出合えて、本の楽しさが伝わるのでは? などと考えています。

今のところ、ネットや紹介本では、個人個人でバラバラのお勧め本を紹介している段階ですが、ちょっとした本の読み方のコツや、(最初は辞書を見ながら読むとか)(海外物は10ページくらいはガマンして読む)とか、そういった簡単なコツとか楽しみ方とか、順番に良書を読める下地を作ってくれるような。そんな、コミュニティ・流れ・集い・等等。が欲しいなと思うのです。

とにかく、本は「おもしろーい」というムーブメントを起こせば、それなりに人気が復活するのでは? と。


やっぱり、「慣れ」ないと良い本も見つけられないですし、そんな人(私?)を手助けしてくれる何かがあればいいな。っと、なんとなくアピールしてしまいました。

意味的には、個人の発言というよりも、興味のある内容だったので、乗っかって書いちゃった。というのが真相です。(^^;

もし、誤解云々で気になされたのであれば、ごめんなさい。売れてる本でいいものもあります。もちろんです(^^; 出版社側の宣伝方法が、ちょっと気になっただけなんですね。(なんか、昨今の報道は、ゴシップ雑誌と変わらない扱いばかりで、ちょっと不満があったのですね、たぶん・・・)
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Re:くすみ書房の取り組み
 火星紳士  - 09/11/28(土) 11:08 -

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   ▼井元もといさん:
>札幌の書店、くすみ書房では新たな読者を掘り起こすために様々な取り組みをしています。

面白い書店ですね(^^ こういった取り組みはすごくいいです。
ワタクシも中公やちくまが好きなので、写真をみてにんまりしてしまいました。
良いものを宣伝するという事は素晴らしい。これからの日本は質の良い文化を売りにしていかなければいけませんねー(大げさですけど(^^; )
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Re:ガロ読者だった者の価値
   - 09/11/28(土) 4:46 -

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   ▼井元もといさん:

上手く言えませんが、知らずに流されているのと、知っていて心地よくたゆたうのとは違うのではないでしょうか(笑)
音楽も少なくとも気に入ったから耳にしているのだと思いますし、それはそれで楽しいもので新たな発見もあるかもしれません。

躍起になって「良いものを見つけよう!」とすることもないと思います。
自分が本当に心地よく思えるものに出逢うための心の準備さえできているなら、案外向こうから飛び込んでくるというようなこともあるでしょうし。

周囲に流されないというのは、自分自身をちゃんと見つめているということではないでしょうか。
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Re:自分にとっての価値
   - 09/11/28(土) 4:37 -

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   火星紳士さんへ


>『「売れているもの=良い作品」ではない。』
>ということは、読者の視点でいうと『「多くの人が買ったもの=良くない作品」』
>
>ということになるわけですよね。


誤解があってはいけないので書き込みさせていただくのですが、私はそういう意味で書いたのではなく、必ずしも「売れているから良い作品である」ということは言えない、という事が言いたかったのです。
世の中で売れるものの中には本当に質の良いものも多々ありますが、お金をかけたPRやマスコミを利用した販売戦略が功を奏したものもいくらでも混ざっています。企業が売りたいものを前面に押し出してきて、あの手この手で消費者の気を引いて、それしか目に入らないような雰囲気にしてしまうのです。どこからともなくブームを作るのですね。知らないうちにコントロールしようとしているな〜と、私なんか時々反発したくなるのですが(笑)これでは確かに細々と魂を込めて頑張っているクリエイターがいても見つけにくい、見つかりにくいなぁと思うことがあります。資本が違うというか……。ネットは、上手くやればそういう人にもチャンスを与えてくれるのですけれども、誰でも自己プロデュースできるわけではないですしねぇ。

主観のままに他人に薦めることは結構不毛だと思うのですが、普段本を読まない人に、わかりやすく本を読む楽しさや作品の良さを知ってもらうこと自体はとても有意義ですね。
ただ、普段本を読まない人というのは本を必要としていない人で、どれほど宣伝しようが薦めようが読まないんじゃないかなという気もするのですが…(苦笑)

「本を手に取る人が本に何を求めているのか」も昔と今とでは違うのではないでしょうか。
そして時代とニーズに合ったものだけが売れていく、というのも現実なのでしょう。読書を単なる暇つぶしと捉えている人は、テレビやゲームやネットサーフィンなど代替になるものがあればそれでOKという人もいるでしょう。

しかし本を読まない人が増えたというのには、なにかもっと現代的かつ精神的な、すぐにはどうこうできない根深い問題もあるような気がしてなりません……。
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ガロ読者だった者の価値
 井元もとい  - 09/11/27(金) 20:58 -

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   ▼華さん:
僕が昔ガロの読者だった頃、当時の編集者さんに「人気に踊らされずに好きなものを自主的に選べ」と言われたことがあります。
まあコテコテのガロリストではなく、むしろ漫画が載りやすいのではという欲得で読者になった私だから、こう腹のあたりがこそばゆかった。
その後、バンドブームが起きてイカ天に踊らされながらも、好きな音楽は自分の判断で選んできたつもりです。
でも、年をとると、その手の情報収集がおっくうになる。だから今はほとんど流行に流されています。

僕が思うに、一般の方は、情報を取捨選択している時間がないか、情報をどこから得るのかを知らないでいるのではないかと思うのです。一時期に比べてインディーズバンドの情報誌が減ったような気がします。

でも、流行に流されて何もしないでいるのは気持ちのいいもので、何せマスだから品切れや廃盤がないのですから。でも、その希少盤探求がまた娯楽になったりするものです。

話がそれてしまいましたが。本当にいいものを見つけるより、自分にとって栄養となる創作物を見つけるのが選択肢が多くなった分困難になっているような気がするのですが。

とりとめのない内容ですみません。
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くすみ書房の取り組み
 井元もとい  - 09/11/27(金) 20:43 -

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   札幌の書店、くすみ書房では新たな読者を掘り起こすために様々な取り組みをしています。
代表的なものに「中学生はこれを読めフェア」(吾妻ひでおの『失踪日記』までありました。たまげました)「なぜだ!?売れない文庫フェア」(普段本屋に並んでいない文庫本〔次郎物語や尾崎翠〕が売れるか試してみよう)などです。
こうした取り組みで新たな読者層が開拓されるといいですね。
特に中学生の本離れストップにはいいかもしれません。棚を直接見ましたが、ちょっと私も買いそうになりました。実際に買いました。
詳しくはhttp://www.kusumishobou.jp/
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プロライターの心得
 井元もとい  - 09/11/27(金) 19:45 -

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   一番最初の文を目にしてるはずなのに、その内容をなぞった投稿ばかり繰り返していました。自分の忘却能力にただ呆れています。すみませんでした。

とあるライターさんに聞いたのですが「ライターは知らないことでも、さもベテランのように書かねばならない」これを知ってライターは無理だと思いました。
漫画家の板橋しゅうほうさんが、ゴリラをどの角度からも描ける様に練習しているという発言と似ていると思いました。
北海道には大宅文庫も国会図書館も無いので資料集めから途方にくれてます。
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Re:NHK出版『フリー』発売前に全文公開
 村松 E-MAIL  - 09/11/27(金) 17:35 -

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   そんなことを言っていて……立ち読みのつもりが……、思わず買ってしまいましたとさ…。

立ち読みした限りでは、コストパフォーマンスの高そうな、なかなか身の詰まった本です。
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Re:NHK出版『フリー』発売前に全文公開
 村松 E-MAIL  - 09/11/27(金) 11:46 -

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   ▼sachiさん:

ニュースらしいニュースをありがとう。
なるほど、フリーミアムって、いうんですね。

グーグルやミクシィ、メール、僕も無料で使っているものがたくさんあります。

考えてみれば、無料じゃなくちゃ使ってやんないよっ、てところまで、傲慢な意識ありますね。
だって、そういうのに全部お金使っていたら、いくらあっても足りないような気がするし。

こういう本に目を通して、事態を理解しないと次の展望見えないかもしれませんが、そうすると、ますます発想の一元化は加速していくし、競争的にもなるわけで、とってもゲームっぽい。

そして、ゲームの多くは先にアドバンテージを取ったほうがより傾斜的に有利になるゲームなので、結局一人勝ち構造を強化するのです。

勉強しなくてもダメだし、勉強してもダメ。
むつかしい。
横目で眺めつつ(機会があったら立ち読みします)考えていきましょう。
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Re:自分にとっての価値
 火星紳士  - 09/11/27(金) 1:19 -

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   ▼村松さん:
>▼華さん:
>
>>私にとってはやはり「売れているもの=良い作品」ではありません。

>そうなのです。
>いわゆる一人勝ちの状況というのは、どんどん加速していますね。
>
>編集者は、自分の作りたい本と売れそうな本のせめぎあいの中で企画を考えていた部分があるのですが、今は本当にわかりやすい売れ線でないと、会議に通りません。


コレを見て、フト思ったのですが、『「売れているもの=良い作品」ではない。』
ということは、読者の視点でいうと『「多くの人が買ったもの=良くない作品」』

ということになるわけですよね。となると、多くの人が、

「うっかり買ったけど=つまらなかった」とか

「たまに小説読んでみようと思ったけど、=やっぱりつまらなかった」と思ったり。

「こんなに有名で売れている作品が、=この程度なのか。=だったらもっと売れていないものは=ヒドイに違いない」と思ってしまったり。

なんだか負の回転が(^^;


ワタクシも昔は、そんなに小説を読む方では無かったので、こう思うのですが、

「あまり小説を読んだことの無い人にこそ、小説の楽しさがわかる本を勧めてほしい」と思うのです。

(難しい通好みの本と、本当にいい本を分けるのは難しいですけれど、)

そういった本を強く勧める人々(団体)の発言力が強くなれば、流れが変わるのかも知れませんね。(出版社や売り上げ情報よりも、信頼が置ける情報源もしくは人、コミュニティなど)

秋葉原の人々が徐々に発言権を得てきたように、「ここが良いんだ」とか「こういったところが面白いんだ」とか、強く発言し続ける人々が必要なんでしょうね。うむむ。


今までも本のガイドブックというものは数多く出版されてますし、雑誌も出ていますが、選者の(プライド? 見得?)が働くのか、ちょっと難しい本を選びがちな気もします。(簡単で良いもの、というのもまた難しいですが)

読書ファンを増やすために、もっと簡単な、児童文学から読み始めて、次はこれ、その次はこれ、と段階を踏んで紹介するとか、なにか工夫が必要なのかも知れませんね。いまさら大人が児童文学をというのもあるでしょうし、なにか名案があればよいのですが。

読み方のコツを教えるとか、うむむ。
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NHK出版『フリー』発売前に全文公開
 sachi  - 09/11/26(木) 20:37 -

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   書籍発売前に全編を無料公開 NHK出版「フリー」で初の試み
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/13/news066.html

というニュースを見つけました。

その効果か、発売日を待たずに増刷決定とか。

私はまだ読んでいないのですが、
目次を見ると、ネットと無料ということに関連して、
ひとつのビジネスモデルを考案したのかなあと思いました。

ちょっと気になります。

公式サイト:http://www.freemium.jp/

目次抜粋

●無料のルール
1.デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる
2.アトムも無料になりたがるが、力強い足取りではない
3.フリーは止まらない
4.フリーからもお金儲けはできる
5.市場を再評価する
6.ゼロにする
7.遅かれ早かれフリーと競いあうことになる
8.ムダを受け入れよう
9.フリーは別のものの価値を高める
10.稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう
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Re:一般ブロガー「なーんだ作文って簡単じゃん」
 村松 E-MAIL  - 09/11/26(木) 13:35 -

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   ▼井元もといさん:

署名ライターか、強みを持ったライターでなければ、ライティング・プアになるでしょう。
というか、すでになっています。

ライターになりたければ、自分で万人にウケる強力なネタを探すことですね。
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Re:[雑談からまじめな議論まで]
 Ashita  - 09/11/26(木) 13:27 -

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   ▼車とバイクさん:

とても丁寧にご説明をいただき、ありがとうございました。

昨日の夜は、「勘違い」との返信をいただいたものの、どこか落ち着かずにいましたが、
車とバイクさんの説明を読ませていただいて、「私=Aさんではない」ことが、
自分ではっきり確認できて、すっきりしました。

それにしても、ネットでたくさんの人と自由に意見を交換できる手軽さは便利ですが、
知らない人同士が匿名で意見のやりとりをする以上、会って言葉を交わすよりも、
いっそう勘違いや誤解が生じやすいものなのでしょうね。
私もこれから、書くにも読むにも、気をつけていきたいと思います。
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Re:[雑談からまじめな議論まで]
 村松 E-MAIL  - 09/11/26(木) 13:19 -

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   ▼車とバイクさん:

ビケ熊さんかあ。
なるほどねえ。

勘違いでした、で十分だと思いますよ。
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Re:[雑談からまじめな議論まで]
 車とバイク  - 09/11/26(木) 11:21 -

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   ▼Ashitaさん:

 昨夕、「わたしの勘違いでした、すいません」と返信しましたが、これではスッキリできないよな、と一晩気になっていました。きちんと説明します。


 わたしは、村松さんの文章学校でビケ熊として好き勝手自分のやりたいこと(適当じゃないですよ、一応考えがあってです)をやってたのですが、失礼が過ぎて、七月以来、謹慎(解放して頂いたと考えて納得しています)の身なのです。これが前提。


 十月にあるサイトを見ていて、そのサイトの運営・更新者の方が、どうも文章学校で交流のあった方のような気がしたんです。その内容も、どこか文章学校時代のわたしに比較的肯定的であるようにも感じられたのです。
 接触をした結果、その方が誰であるかがはっきり判明したとは言い切れませんが、交流のあった方であることは間違いなさそうでした。
比較的肯定的であるのかどうかの確認はしませんでしたが、多分そうだろうとわたしは思い込むことで、励みにしました。
 ちなみにその方をAさんと呼びますね。ここまでOKですか?次。


 十一月、こちらのサイトでAshitaさんの投稿をいくつか拝見していくうち、わたしはAさん同様、Ashitaさんもわたしに同調してくれていると感じたんですね。そして単純なわたしは、Aさん=Ashitaさん、なのではないかどころか、自分の中で断定してしまったんです。早合点な奴でしょ。とりあえず進めますね。次。


 そこで少し心配になったのです。Ashita(A)さんの引き続いての同調は嬉しいし励みになるけれども、それが無理に同調させてしまっているなら本意じゃないなと。おかしなことを言った時はちゃんと指摘してくださいよ、という意味で、


>ただ、Ashitaさんご自身がそれを意識した発信をし、またそれを続ける場合、その状態を窮屈に感じられるときもあるはずです、そんな時(時期)は、ちゃんとAshitaさんご自身のためにやめてあげてください。
>ちゃんと伝わっています。ほんとうに。


と、言ったのです。ここまでOKですか?
ものすごく勘違いした話であることは承知していますが、とりあえず次へ。


 昨日の返信から、Ashitaさん=Aさん ではないのだろうと感じ、それとともに、そもそも「同調」って、何言ってんだろ、と自戒しました。
「同調」とは思い上がりも甚だしく、たまたまある件に関して「同意見」だったに過ぎないということに気付きました。ただただかっこ悪いです。


>私の今までの投稿に、誰か個人的に責めるようなこと、不快に感じさせることを
書いてしまったかと、遡って読んでみとものの、無神経かもしれませんが、
自分ではよくわかりませんでした。
失礼を繰り返さないように、きちんとお詫びしたいのですが。


とのことですが、以上の説明から分かって頂けた(?)ように、そもそもAshitaさんの投稿内容が誰かを個人的に責めるようなことしているよ、不快に感じさせているよ、と言いたかったわけではありませんでしたので、その点、くれぐれもご心配なさらぬようにとおもいます。


 わたしの勘違いと思い上がりがAshitaさんを困惑させてしまいましたこと、お詫びいたします。
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一般ブロガー「なーんだ作文って簡単じゃん」
 井元もとい  - 09/11/25(水) 21:53 -

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   ブログが広く知れわたり、誰もがブログを持つようになった今。
かっては作文苦手だと思っていた人も、文章を書くのに抵抗がなくなり、
文章が書けるということは、別段特技でもなくなってしまったような気がします。

たとえば、地方の吉本興業から毎月出されるチラシ。所属タレントが結構な量の文章を書いているんですね。これを見てると、吉本所属芸人に関してはゴーストライターが要らなくなるのではと思ってしまいます。ライター志望者にとっては商売上がったりです。

文章力を上げればいいと単純に考えてみても、大衆はそれほど凝った文章などを求めてはいないと思うので、これからのライター志望者や物書き志望者は、どの方向性を目指したらいいのか、途方にくれてる人も多いのではないでしょうか?
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Re:[雑談からまじめな議論まで]
 Ashita  - 09/11/25(水) 17:18 -

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   ▼車とバイクさん:

私も、自分の投稿は消せないということに気後れするほうですし、誤解を生んで
キツい突込みをされるのも不安で、今までに掲示板などで発言したことは
ありません。

このサイトでは、村松先生の丁寧なコメントに迎えられ、つい複数投稿させて
いただきましたが、このようなことは初めてです。
テーマが、自分にとっても大切な「本、物を書くこと、読むこと」や、
その行く末を含んだことだったので、今までのように「ROM」って、
他の方のやりとりを眺めているだけではずるいかな、というか、
このような「見て見ぬふり」の姿勢から一歩前に進んでみようと思ったのです。

自分でも、投稿を重ねるうちに、考えがまとまらない上に、微妙にぶれている
ことに気が付きましたが、その経過をまるごと「さらす」というのも、
こういう趣旨の掲示板では、許されるのではと、自分に勝手に言い聞かせながら、
「えいっ」と目をつぶって送信ボタンを押してきました。
(こんなのだから、あの名言を転記ミスしてしまったのですね…)

ところで、

>Ashitaさんが、「この方、あの方かな」とわたしが思っている方なら、これからもたぶんこちらから時々接触(発・黙どちらの場合でも)していることと思います。
>ただ、Ashitaさんご自身がそれを意識した発信をし、またそれを続ける場合、その状態を窮屈に感じられるときもあるはずです、そんな時(時期)は、ちゃんとAshitaさんご自身のためにやめてあげてください。
>ちゃんと伝わっています。ほんとうに。

とのことですが、書かれていることが今ひとつわからなくて、何度も
読み返してみました。
車とバイクさんは、私のことを知っていらっしゃるかも、とのこと!?ですが、
私のほうはさっぱり心当たりの方が周りにいらっしゃいません。
私の周りの読書好きは父、母、妹くらいのもので、いつも寂しい思いをしています。
司馬遼太郎さんがお好きな方なら、なおさら、見過ごすはずはないですのに。

上の「やめてあげてください」「ちゃんと伝わっています」というところを読んで、
私の今までの投稿に、誰か個人的に責めるようなこと、不快に感じさせることを
書いてしまったかと、遡って読んでみとものの、無神経かもしれませんが、
自分ではよくわかりませんでした。
失礼を繰り返さないように、きちんとお詫びしたいのですが。

どなたに対して私は…。車とバイクさん、気になります〜。
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